2010年 06月 26日
美食の国、ジパング
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Caro ramen, quante ne abbiamo passate insieme. Vero Lorenz?
意訳:愛しのラーメン、いったい何度一緒に食べに行ったことか。なぁ ロレンツォ?
コスケ!俺は生魚が苦手なんだ、だから日本で俺が食べれる物なんて何もないと思って
たんだ。すし以外の日本食を知らなかったからな。
ところがどうだ、日本にはこんなに安くて旨い物があるなんて。
ボローニャからやってきたシモーネは言う。
彼は日本にやってきて味噌ラーメンに出会い、吉野家の牛丼に出会い、そしてCoCo壱番屋のカツカレーに出会った。
彼に言わせれば、これほど安くて旨く、そしてしっかり食べられるものはイタリアにはないと
言う。
確かにボローニャで似たような位置付けの物と言えば、切り売りのピッツァやケバブ、そして定番のマクドナルドくらいだろうか?
マクドナルドに至ってはその値段は日本よりも高い。
余談だが、自分の最近はまっている「はなまるうどん」は、そのヘルシーさ、ボリューム、
値段の安さにおいてぴか一であろう事は疑いようがない。
ある日、ひょんな事からシモーネを連れてディズニーランドに行く機会に恵まれる。ハロウィンシーズンでごった返すランド。
ホーンテッドマンションに並ぶ2時間待ちの列で、ぐったりとしたシモーネを救ったのはやはりあいつだった。
「おいシモーネ、昼飯はカツカレーにするか?」
「カツカルゥェイ!? あるのか!?」
一気にそのテンションを回復するシモーネ。 そんなに好きなの?
・・・あって良かった、ハングリーベア・レストラン。
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by emilia-bologna
| 2010-06-26 02:04
| イタリア人来日